令和8年度予想模試 問8 無権代理
問題
Aが所有する甲土地について、Aの代理権を有しないBが、Aの代理人と称してCとの間で売買契約を締結した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
- 1Cは、Aが追認をしない間は、Aに対して相当の期間を定めて追認をするかどうかを催告することができ、その期間内にAが確答をしないときは、Aが追認をしたものとみなされる。
- 2Cは、Bが代理権を有しないことを契約の時に知らなかった場合であっても、契約の時にBに代理権がないことを過失によって知らなかったときは、Aが追認をしない間であっても、その契約を取り消すことができない。
- 3Aが追認をした場合、別段の意思表示がない限り、その契約の効力は追認の時から将来に向かって生じ、契約の時にさかのぼって生じることはない。
- 4Bが自己に代理権がないことを知りながら本件契約を締結したときは、CがBに代理権がないことを過失によって知らなかった場合であっても、Cは、Bに対して履行又は損害賠償の責任を追及することができる。
この問題を予想した根拠
委任・代理はR4問9(辞任の可否)・R6問2(委任契約の定義)で出題されR7で空白。1年おきに出題される傾向からR8で有力。過去問は辞任や委任契約の性質を扱っており、頻出論点の無権代理(催告権・取消権・追認の遡及効・無権代理人の責任)は近年正面から問われていないため切り口として新鮮。
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本問は当サイトの出題予想に基づくオリジナル問題であり、本試験での的中を保証するものではありません。